万華鏡の目をした女の子

ザ・ビートルズの「Sgt Pepper’s Lonely Hearts Club Band」 に収録されている曲です。

このアルバムはどれも好きな曲ばかりですが、中でも幻想的な歌詞のこの曲もお気に入りです。

Lucy in the Sky with Diamond

タイトルの頭文字をとると、合成幻覚剤の ”LSD”

 Lucy in the Sky with Diamond となることから、ドラッグのトリップ感が歌われた曲と言われていますが、ジョン・レノンはそれを否定しています。

LSDは、1950年代には精神医療に用いられていました。1960年には若者を中心とした一般大衆に広まり、ヒッピー文化やサイケデリック文化に大きな影響を与えました。しかし、1960年代後半には世界中で規制されていき、日本でも1970年に、麻薬に指定されていますので念のため。

以下、不思議な歌詞です。

想像してみなよ、川に浮かぶボートにいる自分を
ミカンの木々に、マーマレードの空
誰かが君を呼ぶ、君はとてもゆっくり答える
それは万華鏡の瞳をした少女

黄色や緑色のセロファンの花々が
君の頭上にそびえ立つ
瞳に太陽を映した少女を探しても
彼女はもういない

ルーシーはダイアモンドと一緒に空へ!

マーマレードの空、黄色や緑色のセロファンの花々・・・どれも幻想的で、日常の思考では思いもつかない内容になっています。

トリップしながら作曲したのか?と言われても仕方ないですが。(>_<)

不思議なメロディーライン、不思議な歌詞、テンポのチェンジ。

でも、最初から『きれいだな』って淳粋思いました。

万華鏡の瞳をした少女が見る景色は、どんなんだろうと、サトシ少年は夢中で聴きましたとさ。深夜に大音響で、親に叱られながら。(^^♪

TOZO 永井敏


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