見つけた! ビオトープ+釣り堀

ビオトープという言葉は「生物の生息空間」という意味を持ちます。最近、失われた自然を取り戻すため、人工的にビオトープを作る(創出)取り組みが行われています。一般的にこの人工的に作られたものを「ビオトープ」として指すことが多いようです。

最近、忙しくて釣りに行けてないなぁ・・・と思っていたら、ビオトープ+釣り堀を近所で見つけてしまいました。おそらくこれを作られた方は、ご自分の敷地に自然水を引き込み、子供たちの遊び場として提供することを目的とされたと思われます。

でも残念ながら、今の子供たちにとっては、自然は遊び場ととらえていないようですね。だって、そこに子供がいるとこを見たことが無いんです。

『釣りOK』と書かれています。(よく見ると、「サメはいません。」とあります。なんという遊び心。)

それならば、むかし子供だった私が、歩いて1分のこの人工池を有効に利用させて頂きます。もちろんキャッチ&リリースで。でも、何が棲んでいるのかな?

仕事もしろって?はい、わかっています。

TOZO S


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孤独なマウンド

古い二宮清純氏のコラムに、印象に残る言葉を思い出しました。

孤独なマウンド

ピッチャーとは孤独な生き物である。小高いマウンドに上がれば、もう誰も助けてはくれない。つまりピッチャーが成功する条件、それは孤独に耐えられるか否かだと言っても過言ではない。

設計者をピッチャーであるとまでは言いませんが、(そんなこと言ったら、諸先輩に叱られますね。)でも孤独さから言えば、近しいものがあると感じるときがあります。

昼間は現場が動き、お客様とは打合せをし、どうしても作図は深夜になることはしばしばです。そんな時は誰にも相談できない。以前書いた『引き出しになってくれる味方』もいません。それでも朝までには仕上げなければなりません。

こう表現すると、如何にも偉そうだと勘違いされそうですが、言いたいことは違います。この孤独の時間をいかに大事にし、自分と自分が目指しているものを見つめなおす時間だと言いたいのです。

朝になれば仲間に相談もできます。ですがそれまでは孤独です。でも孤独ではありますが、けして孤立ではなく、私が一人で戦い考える、大切な時間なのです。

(ちょつぴり疲れて、少し偉そうなことを書きすぎました。何卒、ご容赦を。)

TOZO S


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最近みたDVD

最近みたDVDに、『チア☆ダン』があります。(ミーハーですみません。)

ある高校の、ダメダメのバラバラだったチアダンス部が、徐々に一つになり、目標をアメリカの大会に出場することに絞り、まとまっていき、最後には優勝するという、ある意味ベタな青春映画です。

最初はバカにしてたんですが、ホントなかなかいい話なんですね。構成が抜群にいい。成功の裏に隠された、挫折と犠牲が丁寧に描かれています。もちろんキャストそれぞれよいのですが。

映画全体を通して言えることは、『言葉の反復』なんですね。つまり誰かが言った言葉が、そのまま別のシーンでも反復されます。それはすべてポジティブな言葉であり、先輩から後輩、仲間から仲間へと受け継がれていきます。それが自然に表現され違和感が全くないのです。

全員が一つのことに向かう。これは現場でもいえることで・・・。と書きたくなりますが、何でも建築に結び付けるのもうどうかと思いましたので、書きません。

単純に楽しみました。興味のある方は是非ご覧ください。いいですよ。

(白状しますと、本当は、主役の広瀬すずを食ってしまう、『中条あやみ』が見たくて見たんです。ごめんなさい。)

設計チーム


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一級建築士と定期講習

建築士定期講習。これ聞くだけで面倒だなと思ってしまいますが、平成20年に施行された改正建築士法という法律で、今までに3回受けに行っています。

20代の後半で取得した一級建築士の資格ですので、今までこんなものなかったのに!なにを今更、と思ってしまう方は、私以外にもきっといると思います。

では、受けないとどうなるか?きっちり罰則があるんですね。国交省からこわ~い文書が公表されるのですよ。(詳しくは国交省のHPをどうぞ。)

丸一日かけて、朝から晩まで椅子に座り講義を聞き、おしまいにはテストもある。(涙)

それでも、終わった後には独特の達成感が無いわけでもありません。どうしてそう思うのでしょうか?

建築基準法、その他関連法規も日々更新・改変される訳で、Windowsのupdateのように、自分自身の知識のupdateと思ってかかさず行っております、はい。

話は変わりますが、建築士がいっぱい集まる定期講習では、知った顔によく会いますが、先輩なんかもいらっしゃって、けっこう気をつかうんですよね。

設計チーム

 


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H様邸 基礎工事進捗状況

H様邸の新築工事におきまして、杭地業工事も無事完了し、次工程の基礎工事に入りました。

弊社はベタ基礎を標準としておりますが、加えて外周部廻りの強固なベース配筋と、地覆(腰壁)の打設においては、土間コンクリートと一体打設とし、雨水の侵入を防ぐ構造としております。

また、写真にあるように、深く掘り下げられた部分と、土間部分の杭の高さの違いを付け、上部構造物のライブロードが、支持層に均一に伝達されるように設計しているのがお分り頂けると思います。

但し、設計はあくまで机上のことであり、設計を忠実に具現化すると同時に、時には現場の状況をふまえ、臨機応変に対応していく柔軟さも必要となります。

それはすべて職方の皆さんの持つ、経験・修練・勘所・かなめ、から成しえるものであり、我々は幸せにも、こういった気骨さ、積み重ねて得られる熟練の技、これらを合わせ持つ方々に支えらて、お仕事をさせて頂いております。本当にありがたいことでございます。

丁寧で精度の高い施工は、杭・基礎から最後の竣工清掃まで続きます。

TOZO社長


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スピンオフ

私は模型作りを趣味としておりますが、あまりカッコいいデザインより、少々これは?(._.)、というものをよく作ります。それは機能美がよくわかるからです。

軍事技術を民生技術の元として転用することをスピンオフといいます。『戦争は嫌い。』ですが、その当時の各国は、勝つために必死で研究し技術を磨きます。その時に生まれる技術からくるデザインは、デザインの元とも言えます。

この模型は今でいうところの、ヘリコプターのご先祖様です。尾翼のバランスが悪いですねー。でも、こうしなかったら、まともに飛ばなかったんだと思います。かっこ悪いですねー。でも、これを組み立てる過程で、なぜ、ここはこうなんだろうと考えます。

これは建物の機能とデザインにも繋がることです。

日本の風土に適した家屋の基本的構造は、どんなに奇をてらったデザインとしても、守るべき鉄則があり、ゆずれない古典的な納まりというものがあります。

我々はこれを変えません。

庇には庇、襖には襖の役割があり、それぞれに基本的に変えられない理由があるのです。それをきっちりと押さえながら、より良いデザインを目指すスタンスは、弊社の理念、『永く住み継げる家』につながっていきます。

設計チーム


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Y様 店舗併用住宅 屋根漏水補修工事 完了

Y様 店舗併用住宅 屋根漏水補修工事が完了いたしました。

他社様の施工された建物の改修ということで、事前調査は入念に行うと同時に、屋根(高所)からの漏水補修工事ですから、安全対策は当然抜かりなく行いました。

足場につきましては、道路占用及び使用許可を得ての工事となりましたもので、ご近所の皆様におかれましては、足場の設置に際しまして、道路を狭めご迷惑をおかけいたしましたことを、あらためてお詫び申し上げます。

着手前

施工完了(足跡のお見苦しい点は何卒ご容赦。この後当然しっかり清掃させて頂きました。)

漏水の原因が、既存瓦下の納まりと板金の取り合いにあることは、事前の調査にて確認済み。よって板金による防水改修工事を軸に、瓦の範囲を狭め、板金工事による二重・三重の雨返し・立ち上がりを丁寧に施工し、無事完工に至りました。

足場の設置につきまして、ご近所に皆さまのご協力を賜り、誠にありがとうございました。重ねて御礼申し上げます。

TOZO社長


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最強の二人

ロミオとジュリエット  マリー・アントワネットとルイ16世

ナポレオンとジョセフィーヌ  アントニウスとクレオパトラ

ニコライ2世とアレクサンドラ  ケンとバービー  ディックとジェーン

スーパーマンとロイス・レイン  シーナと鮎川

どんな仕事でも当てはまりますが、『こいつでなくっちゃ!』というのはあります。難しい納まりを解決するとき、『アイツ(年上であればあの方)に聞こう!』とか。

設計・施工はチームワークです。誰かが誰かの引き出しになる。その逆ももちろん。その複数のチームワークの中を細分化すると、切り離せない間合いの関係は、前述のように存在します。

うまく言えませんが、現在4人のローリングストーンズの中でも、キース・リチャーズとロン・ウッド、2人のような関係がそれに似てるかな。

どちらがギターが上手か?とインタビュアーに聞かれた時の、キースの言葉。

『優劣なんて競わない。でも、二人ともヘタクソだが、二人で演れば最強だ。』

こういう信頼関係に憧れますし、私も誰かのそういう存在になりたいと思う。

もっと広げれば、『TOZOに頼めば、どんな難題もクリアしてくれるぞ。』と、思われたい。これは一朝一夕ではならず、日々一生懸命に丁寧な仕事するしか、得ることはできないことですね。日々精進。

みんな、明日も頑張ろうな。信頼を得るために。

TOZO S


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外構・造園工事の魅力

外構・造園工事

外構・造園工事は、建物の引き立て役なのか?あるいはそれ自体がランドマーク的に主張するべきなのか?時々迷うことがあります。当然、側溝やフェンス、塀、門扉は建物の保全とセキュリティーに欠かせません。よって綿密な勾配計画や目地割り付けを作図し施工します。

ですが、緑の計画においては、如何にしてその建物を引き立てることができるか?ここに重きを置いてしまいます。(ここでは、ここぞとばかりに、遊び心いっぱいに提案致します。!(^^)! )

写真はツリーサークルです。

緑を建物の引き立て役なんて言ったら、造園屋さんに叱られそうですね。すみません。

でもいつか、設計者の手前勝手ですが、鬱蒼とした雑木林の中に佇むように、静かに主張する建物を設計してみたいとも思います。(完全に自己満足ですね。ごめんなさい。)このお話は、すごーく深いのでまたいつか。

設計チーム


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H様邸 杭地業工事開始

天候にも恵まれ、工程表通りH様邸杭地業工事を開始致しました。

まずはプラントの配置と安全確認。ボーリングデータからの支持層を再確認。

基礎の構造から杭天端は2通り有り。間違いの無いよう事前にマーキングしていた基準レベル墨からの高さを、オペレーターさんと確認。

確認、確認、また確認、の管理ですね。

施工チーム


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