友人へ

私ごとですが、10年来の設計仲間の友人が、これから新しいことを始めることを伝えるために、わざわざ会いに来てくれました。多くは話せませんでしたが。

深夜まで仕事をする私の身体を、いつも心配してくれたり、私に様々なアドバイスをしてくれたりと、私にとってとても大切な方です。

その方が向かう方向はここでは書きませんが、きっと上手くいくことを願ってやみません。無理をするなと、最後まで私の身体を心配してくれていました。

 僕の為に立ち停まるな!

友人の前途を本当に祈ります。 絶対にうまくいって、いつかその報告をしてくれることでしょう。 私事をブログに書いてしまい、ご覧いただいている方にとっては、何のことだろうと思われたことでしょう。でも、文字にしないと気がすみませんでした。どうかお許しください。 さあ、私も頑張ります!

TOZO S


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株式会社 藤蔵ホーム(燕市・木造新築住宅・工務店)

H様邸 設備関係現場確認打ち合わせ

昨日、H様邸新築工事におきまして、現場にて「コンセント配線・幹線系統・弱電配線・電灯配線・引き込み関係・インターホン・各種リモコン」について、図面との照合と確認を行わせて頂きました。

猛暑の中、お施主様におかれましてはご足労をおかけし、たいへん感謝致しております。

いくら詳細な設計をし、ご説明を行っても、机上はあくまで机上のこととなります。その空間に入って感じて頂き、たとえ手戻りとなろうとも、思いつくままにご意見を賜り、ご要望を再確認して頂くことにより、納得のいく住まいづくりができると考えます。

空間に入っての打ち合わせでは、更に良いアイデアが生まれることもしばしばです。

このタイミングを間違えると、大きな手戻りとなり、ひいては工期に影響したりと、お施主様にご迷惑をおかけすることに繋がります。設計・施工のクォリティーを高めるためには、必須であるイベントと言えます。

施工チーム

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デザインの加法減法 出会いと決別

デザインの手法として、加法と減法があります。

当然、弊社設計においても、デザインの進め方としては、ある程度までは加法を用い、その後減法によりシェイプすることを基本としております。そのプロセスをお施主様にご説明し、プレゼンにおいて、どういう経緯でこの色・形となったのかをご説明差し上げるように致しております。これを以て、ご納得して頂こうという考えです。

不要なものが見えてきて、それを取り除く作業は、「出会いと決別」にも似ていて、それは施工にも繋がります。

例えば、弊社の現在までに至る協力業者様におかれましても、その信頼関係は一朝一夕で出来上がったものではなく、出会いと決別(これはとても残念ですが。)を繰り返しながら、最良のパートナーとしてお互いを高め合い、現在において、よいお仕事をさせて頂いておると自負しております。よい仕事をするためには、どうしても必要なことだと思います。

ある小説の一節に、こんな言葉があります。

「旭日東天(きょくじつとうてん)に朝(ちょう)する時、すなわち名誉ある連隊旗が赫々(かくかく)として敵塁に翻(ひるがえ)る時を祝(しゅく)す!
ここに謹んで告別の敬意を表(ひょう)す!」

ある戦いの場での、敵陣に飛び込む前に、自分の決意とその集団を鼓舞する言葉です。

目指す場所に、自分たちの旗を掲げるという目的のためには、その仲間たちとの告別に敬意を表し(決別を覚悟のうえで。)、それを遂行する必要があるということです。

これらは、TOZOのデザインや施工の品質確保、更には私自信の理念として、必要不可欠な事柄といえます。

TOZO S

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H様邸 躯体検査完了

早いもので、上棟から屋根ふき、外壁の下地となる耐震・耐火ボード張りと進捗し、検査機構様より躯体検査を実施して頂きました。

結果は「合格」。

当然と言えば当然ですが、やはり第三者からのお墨付きを頂けるのはうれしいものです。

平行作業しておりました、壁下地組み、外部サッシュの取り付け、床の断熱材敷き込み、設備配管等も、ほぼ完了という状況です。

本日は、電気設備関係の打ち合わせを、お施主様とご一緒に現地にて行う予定となっております。

施工チーム

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船底の牡蠣殻

以前も他のものが書いておりましたが、また司馬遼太郎です。

少し長い小説ですが、司馬遼太郎の「坂の上の雲」には、いたるところに生きるための情報(仕事のヒント)が埋め込まれています。例えば・・・。

「たとえば軍艦というものはいちど遠洋航海に出て帰ってくると、船底にかきがらがいっぱいくっついて船あしがうんとおちる。人間も同じで、経験は必要じゃが、経験によってふえる智恵とおなじ分量だけのかきがらが頭につく。智恵だけ採ってかきがらを捨てるということは人間にとって大切なことじゃが、老人になればなるほどこれができぬ。」

人は年を重ねる毎に経験は増えるが、同時に入ってくる情報も整理しなくてはならないということです。そうしないとどうなるか?

固定概念に凝り固まり、正しい情報が自分のものにならなくなってしまう。何事にも取捨選択は必須ということです。

それこそ老人と呼ばれ、最後の最後のお仕事までも、最新の若々しい情報を持つ私でありたいと思います。

TOZO和子

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T様邸 住宅棟外構Ⅰ期工事 (造園)

T様邸 住宅棟外構Ⅰ期工事 における、植栽造園工事が完了いたしました。

樹種の選択、庭石の配置。これはとても楽しいものです。

バイブルがあるんですけどね・・・これです。(-_-;)

完成したばかりのお庭。これが時間の経過とともに苔むしてくる。そうすると、切り取った自然が住まいの一部となっていく、という具合です。わくわくします。

と、喜んでばかりはいられません。早く、スロープ工事に取り掛からねば。

設計チーム

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BOXER

また少しだけ、好きなことを書かせて頂きます。

どなたもご存知の曲、サイモン&ガーファンクルの「BOXER」。この曲に私は幾度となく救われてきました。曲の最後の一節が、私をふるい立たせてくれるのです。

自らの故郷を離れ、一人職を探し、何もかも上手くいかない少年の話です。

故郷に帰ろうか・・・。でもまだ彼はそこに立っています。

自分のリングに上がって闘うしかないのだから。

私事で恐縮ですが、アイデアに行き詰ったり、問題に直面したときに、この曲を聴いて、またリングに上がります。(かっこつけすぎですね。仕事ですからそもそも頑張らなくては・・・ですね。)

TOZO S


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H様邸 上棟

昨日までの天候がうそのように、建前日和となりました7月8日吉日。無事H様邸の建前並びに上棟式を迎えることができました。

朝のブリーフィングと段取りの再確認により、寸分のくるいのない、強固な構造体が完了いたしました。手前みそですが、やはり四寸角(120㎜)の柱は力強く、施工者から見ても、壮観です。

何より天候に恵まれましたこと、お施主様は「なにか持っている!」という、お施主様の「運」の強さを感じた上棟式となりました。

本日は、おめでとうございました。

TOZO社長

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T様邸 住宅棟外構Ⅰ期工事

少し遡りますが、T様邸 住宅棟/店舗棟 新築工事における、外構工事につきまして書かせて頂きます。

1)5月末~6月初旬にかけて、外構Ⅰ期工事として、住宅棟廻りの外構工事を行わせて頂きました。

メッシュ・伸縮目地・建物とのアンカー:施工状況

コンクリート土間打設後、屋内物干し施工完了

2)こののち、建築基準法第43条の規定により、建築物の敷地が道路に2メートル以上接しなければならないとする義務に沿って、スロープ工事の着手となります。(ブログ:RC(鉄筋コンクリート造)ブリッジの設計施工を参照下さい。)

3)そして、北側前面道路(公道)の拡幅をまって、店舗棟の着手へと続きます。

つまり、段差のある一団の土地という概念により、その間の公共水路を超え、そこにスロープとブリッジをかけることにより、上記2)の建築基準法「接道の義務」に順守している訳です。

スロープ、新店舗におきましては、その設計/施工につき、今後詳細にご紹介させて頂く予定としております。(もちろん、お施主様のご了解のもとでございますが。)

設計チーム

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H様邸 土台敷及び外部足場組立作業完了

7月8日の建前に向け、土台敷き及び外部足場組立作業が完了いたしました。

外部足場組立状況

各フォーメーションの最終チェックを終え、更に当日の朝、持ち場の再確認です。

あとは天候の回復を待つのみ。

これだけは、「人事を尽くして天命に聴いて可なり。」ですね。

TOZO社長

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