BOXER

また少しだけ、好きなことを書かせて頂きます。

どなたもご存知の曲、サイモン&ガーファンクルの「BOXER」。この曲に私は幾度となく救われてきました。曲の最後の一節が、私をふるい立たせてくれるのです。

自らの故郷を離れ、一人職を探し、何もかも上手くいかない少年の話です。

故郷に帰ろうか・・・。でもまだ彼はそこに立っています。

自分のリングに上がって闘うしかないのだから。

私事で恐縮ですが、アイデアに行き詰ったり、問題に直面したときに、この曲を聴いて、またリングに上がります。(かっこつけすぎですね。仕事ですからそもそも頑張らなくては・・・ですね。)

TOZO S


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株式会社 藤蔵ホーム(燕市・木造新築住宅・工務店)

H様邸 上棟

昨日までの天候がうそのように、建前日和となりました7月8日吉日。無事H様邸の建前並びに上棟式を迎えることができました。

朝のブリーフィングと段取りの再確認により、寸分のくるいのない、強固な構造体が完了いたしました。手前みそですが、やはり四寸角(120㎜)の柱は力強く、施工者から見ても、壮観です。

何より天候に恵まれましたこと、お施主様は「なにか持っている!」という、お施主様の「運」の強さを感じた上棟式となりました。

本日は、おめでとうございました。

TOZO社長

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T様邸 住宅棟外構Ⅰ期工事

少し遡りますが、T様邸 住宅棟/店舗棟 新築工事における、外構工事につきまして書かせて頂きます。

1)5月末~6月初旬にかけて、外構Ⅰ期工事として、住宅棟廻りの外構工事を行わせて頂きました。

メッシュ・伸縮目地・建物とのアンカー:施工状況

コンクリート土間打設後、屋内物干し施工完了

2)こののち、建築基準法第43条の規定により、建築物の敷地が道路に2メートル以上接しなければならないとする義務に沿って、スロープ工事の着手となります。(ブログ:RC(鉄筋コンクリート造)ブリッジの設計施工を参照下さい。)

3)そして、北側前面道路(公道)の拡幅をまって、店舗棟の着手へと続きます。

つまり、段差のある一団の土地という概念により、その間の公共水路を超え、そこにスロープとブリッジをかけることにより、上記2)の建築基準法「接道の義務」に順守している訳です。

スロープ、新店舗におきましては、その設計/施工につき、今後詳細にご紹介させて頂く予定としております。(もちろん、お施主様のご了解のもとでございますが。)

設計チーム

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H様邸 土台敷及び外部足場組立作業完了

7月8日の建前に向け、土台敷き及び外部足場組立作業が完了いたしました。

外部足場組立状況

各フォーメーションの最終チェックを終え、更に当日の朝、持ち場の再確認です。

あとは天候の回復を待つのみ。

これだけは、「人事を尽くして天命に聴いて可なり。」ですね。

TOZO社長

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17歳の引き出し

以前、設計者は孤独なピッチャー(おこがましくも、実はピッチャーでもなんでもありませんが。)なんて、偉そうなことを書きましたが、その設計者にも十代のときがあり、今日はその時の仲間は永遠だ!と痛感した日でした。

彼らは思ったことをすぐに口にしてくれる、貴重な引き出しでもある訳です。写真は、17のときのバンドのメンバーです。みんなおっさんになってしまいました。でも集まれば5分で17歳のあの時に戻ります。(ポスターも自前でお恥ずかしい。)

「おい、このデザインどう思う?」「全然ダメ!」やら、「こうしたらどうか!」と好きなことを好きなだけ言って、言いっ放しで帰ります。

でも、そこがいいんですね。何より思ったままに言ってくれる、唯一無二の存在です。

当時は何も考えないで、がむしゃらに楽器をかき鳴らしていましたが、今になって考えると、17の小僧が必死に調和を取り、一つの音を組み立てようとしていたんですね。

「原点はここにもあった。」と気が付いた7月4日でした。

TOZO S

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H様邸 基礎工事進捗状況2

基礎工事も終盤、脱枠と基礎天端均しを残すところとなりました。

弊社工場では、予定通り7月8日の建前を迎える準備が、着々と整えられております。

棟梁が細部のチェックを行うと同時に、きざみものの造作作業を黙々と行っています。

基礎の精度は完璧です。これを受けて次工程のバトンを預かる棟梁が、黙々と作業する姿は、まさにサムライに見えます。(言い過ぎですか?茶化すなと?)

TOZO社長

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見つけた! ビオトープ+釣り堀

ビオトープという言葉は「生物の生息空間」という意味を持ちます。最近、失われた自然を取り戻すため、人工的にビオトープを作る(創出)取り組みが行われています。一般的にこの人工的に作られたものを「ビオトープ」として指すことが多いようです。

最近、忙しくて釣りに行けてないなぁ・・・と思っていたら、ビオトープ+釣り堀を近所で見つけてしまいました。おそらくこれを作られた方は、ご自分の敷地に自然水を引き込み、子供たちの遊び場として提供することを目的とされたと思われます。

でも残念ながら、今の子供たちにとっては、自然は遊び場ととらえていないようですね。だって、そこに子供がいるとこを見たことが無いんです。

『釣りOK』と書かれています。(よく見ると、「サメはいません。」とあります。なんという遊び心。)

それならば、むかし子供だった私が、歩いて1分のこの人工池を有効に利用させて頂きます。もちろんキャッチ&リリースで。でも、何が棲んでいるのかな?

仕事もしろって?はい、わかっています。

TOZO S

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孤独なマウンド

古い二宮清純氏のコラムに、印象に残る言葉を思い出しました。

孤独なマウンド

ピッチャーとは孤独な生き物である。小高いマウンドに上がれば、もう誰も助けてはくれない。つまりピッチャーが成功する条件、それは孤独に耐えられるか否かだと言っても過言ではない。

設計者をピッチャーであるとまでは言いませんが、(そんなこと言ったら、諸先輩に叱られますね。)でも孤独さから言えば、近しいものがあると感じるときがあります。

昼間は現場が動き、お客様とは打合せをし、どうしても作図は深夜になることはしばしばです。そんな時は誰にも相談できない。以前書いた『引き出しになってくれる味方』もいません。それでも朝までには仕上げなければなりません。

こう表現すると、如何にも偉そうだと勘違いされそうですが、言いたいことは違います。この孤独の時間をいかに大事にし、自分と自分が目指しているものを見つめなおす時間だと言いたいのです。

朝になれば仲間に相談もできます。ですがそれまでは孤独です。でも孤独ではありますが、けして孤立ではなく、私が一人で戦い考える、大切な時間なのです。

(ちょつぴり疲れて、少し偉そうなことを書きすぎました。何卒、ご容赦を。)

TOZO S

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最近みたDVD

最近みたDVDに、『チア☆ダン』があります。(ミーハーですみません。)

ある高校の、ダメダメのバラバラだったチアダンス部が、徐々に一つになり、目標をアメリカの大会に出場することに絞り、まとまっていき、最後には優勝するという、ある意味ベタな青春映画です。

最初はバカにしてたんですが、ホントなかなかいい話なんですね。構成が抜群にいい。成功の裏に隠された、挫折と犠牲が丁寧に描かれています。もちろんキャストそれぞれよいのですが。

映画全体を通して言えることは、『言葉の反復』なんですね。つまり誰かが言った言葉が、そのまま別のシーンでも反復されます。それはすべてポジティブな言葉であり、先輩から後輩、仲間から仲間へと受け継がれていきます。それが自然に表現され違和感が全くないのです。

全員が一つのことに向かう。これは現場でもいえることで・・・。と書きたくなりますが、何でも建築に結び付けるのもうどうかと思いましたので、書きません。

単純に楽しみました。興味のある方は是非ご覧ください。いいですよ。

(白状しますと、本当は、主役の広瀬すずを食ってしまう、『中条あやみ』が見たくて見たんです。ごめんなさい。)

設計チーム

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一級建築士と定期講習

建築士定期講習。これ聞くだけで面倒だなと思ってしまいますが、平成20年に施行された改正建築士法という法律で、今までに3回受けに行っています。

20代の後半で取得した一級建築士の資格ですので、今までこんなものなかったのに!なにを今更、と思ってしまう方は、私以外にもきっといると思います。

では、受けないとどうなるか?きっちり罰則があるんですね。国交省からこわ~い文書が公表されるのですよ。(詳しくは国交省のHPをどうぞ。)

丸一日かけて、朝から晩まで椅子に座り講義を聞き、おしまいにはテストもある。(涙)

それでも、終わった後には独特の達成感が無いわけでもありません。どうしてそう思うのでしょうか?

建築基準法、その他関連法規も日々更新・改変される訳で、Windowsのupdateのように、自分自身の知識のupdateと思ってかかさず行っております、はい。

話は変わりますが、建築士がいっぱい集まる定期講習では、知った顔によく会いますが、先輩なんかもいらっしゃって、けっこう気をつかうんですよね。

設計チーム

 

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