トゲ めく スピカ

ポルカドットスティングレイ の曲です。偶然、NHKの「みんなのうた」から流れて来ました。

これを書き込む理由、それは「耳に残ること」に尽きます。

正直あんまりまだ・・・彼らのこともよく知らないので、多くは書けませんが。

人と人との距離感、これを「トゲ」と表現しているようです。

ちょっと深いですね。

追記:ある方のブログで、「みんなのうた」のアニメーションのストーリーが書かれていましたので、コピーさせてもらいます。

ストーリーの内容としては、付喪神(つくも神)の話です。
ネコのようなものと、包帯男は
道具から離れてしまった付喪神を探す旅をしています。
付喪神を見付け、
帰るべき道具を探しあてることで彼らを道具へ戻してあげること、
それがこの二人の役割です。
そんな旅路でネコは時折何かを思い出します。
懐かしかったあのころ。少年と遊んだ日々。
そして、
「見つけてしまった」という歌詞とともに建物の映像が映し出されます。
 
一緒に旅を続けてきたネコの付喪神。
ついに帰る場所にたどりついてしまったのです。
ネコ自身も自分の場所へ帰るときです。
「ねえ、そばにいさせてよ」という歌詞とともにお別れの時です。
彼につかまろうとして包帯がとれました。
一緒に居た包帯の男は、時折思い出した懐かしいあの少年でした。
彼も、もうこの世のひとではなかったようです。
自分の居場所へ。
(よく見ると、ネコのカタチのルアーですね。フックが見えないのですぐには分かりませんでしたが・・・このネコルアーにも道具の神様が宿っていたのですね。)
ネコルアーの目の前にはあの少年の写真。
(釣り上げたヤマメの口にはネコルアー。)
でも、もう彼はここにはいないのです。

深いな。「みんなのうた」 やるな。「NHK」

「 道具は大切に 」と思いながら、年に一度、お正月に工場の機械やノコギリ、ノミといった刃物を祭り、安全を祈念する行事をしていますが、日々の感謝が大切ですね。

TOZO S


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株式会社 藤蔵ホーム(燕市・木造新築住宅・工務店)

建物はどうして建っているか

マリオ・サルバドリーの本のタイトルです。

横浜にある、アトリエ系の設計事務所に席を置かせて頂いたときに、先輩からもらいました。言葉は怖い先輩でしたが、部下・後輩思いの方です。

「やるよ!」って、ぶっきらぼうに。でもうれしかったです。

「建物はどうして建っているか」の冒頭にはこうあります。

*次のような人々のための本であると。

・建築を夢見ながら、構造を知らない人たち

・建築を学びながら、構造に馴染めない人たち

・建築に関わりながら、構造に関心のない人たち

設計者・建築士は、意匠と構造のどちらかに偏り分類されます。(建築士の試験では、そのどちらに偏っても合格しませんが。)当時、意匠設計課に属した私に、構造力学への入り口として下さったのだと思います。 「やるよ!」って 。

本当に力学の入門編という内容ですが、楽しく読むことが出来ます。

今、この本を業務に使うかといえば、使いません。業務には業務に適した専門書があります。でもこれは私の宝物なのです。先輩からの思いと、あの頃からの夢の実現のために。

「 生涯かけて学びなさい 。」あ、先輩の声が聞こえた気がします。お元気にされていることでしょう。

TOZO 永井敏


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Welcome to the jungle

ガンズです。

彼らが出てきたとき、一番に感じたことは、それまでの「ボン・ジョヴィ」などのポップなハードロックバンドがとても古くさく、悪い言葉で言えばダサい!と感じました。(ファンの方には申し訳ないです。スミマセン。)

当時、ガンズ・アンド・ローゼズ Guns N’ Roses はそれほどのインパクトがあったのです。

そんな彼らも、あまりに早く売れすぎた慢心や、仲違い、それに ニルヴァーナ などの「グランジ」にやられていくのです。

音楽の世界は、時代、時代にそれぞれの今があり、その勃興と凋落はめまぐるしいですね。

しかし建築、特に住宅は、斬新なデザインもいいですが、やはり古典的・トラディショナルなものが、永く住み継げる建物として、設計され施工されるべきと思います。

TOZO S


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緻密さと荒々しさ

住宅の壁内装の仕上げで最もポピュラーな材料は、プラスターボードにクロス(壁紙)貼りですよね。(ちなみに建築業界では、釘やビスではり付けることを「張る」と表し、のりやボンドではり付けることを「貼る」と表現します。)

これは「張る」と「貼る」の合わせ技とでも言いましょうか。

整然と貼り付けられたクロスの一部に、もともと船の材料として使われていた木材をランダムに荒々しく貼って(張って)います。

壁面のアクセントには、クロスの張り分けやタイル貼りなど様々ありますが、なんの規則性もなく、カタチも色も様々で、かつ粗削りな材料を張るのも悪くないなと感じました。

建物用途は事務所ですので、壁と天井の境目にピクチャーレールが入り、天井目地とはずれてしまうことに迷いましたが、レール位置を優先するのと、部屋の使い方から考えて、真正面から見ることは稀であると判断し、レール中央に配置することでご了解を頂きました。

もちろん住宅にも合うと思います。いかがでしょうか?

TOZO 永井敏


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未来はみないで

スミマセン。またイエローモンキーです。

この曲は 2016年1月に再集結を発表した彼らが、もともとその第一弾楽曲に予定していたという作品だそうです。

しかし 「ALRIGHT」 が先行したので、 9年ぶりのアルバム『9999』 にも入っていませんでした。リリースは2020年の2月18日です。

未来ばかり見ていると、不安ばかりになることもあるこの世の中。

未来はみないでやりたいことをやってみよう。そんな思いになれる曲です。

「未来は未来で、大きな口を開けて笑っているのかな。」

「また会えるって。」

「未来はみないで。」この言葉の裏返しに、「願いは叶う。」があると信じます。

TOZO S


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おさまり 詳細へのこだわり

建築物・工作物には、多岐に渡る工程と工種がありますが、仕上げ作業においての細部の納まりの細かさや精度が、その建物全体の出来栄えを左右する一因となります。

当然仕上げ作業に入る前の、何段階かの下地作業に影響される訳ですから、その時点で完成時はこうなる、という図面とスケッチ、打ち合わせが必要となります。

スタッフはもとより、作業にあたられる職方の皆さん、みんなが最終的な出来形をイメージするように努めています。

また、お施主様のご意向についても、その背景までしっかりと伝達し、コンセンサスを得ることが、よい建物の完成には欠かせません。

写真はドア枠ですが、まだ引違の扉は吊り込まれていない状況です。ここで部屋が二つに分かれる訳ですから、ドアを閉めたときにそれぞれの室内の床面が違和感なく見える必要があるのです。

考え方は様々ありますが、この写真の場合は目地棒を2本入れとし、建具扉が入る部分はフラットな仕上がりとしています。写真では見にくいかもしれませんが、ドア枠の凸凹の凸部分のセンターに目地棒が入っています。

「そんなの気にしないよ。」とおっしゃられる方もいらっしゃるかもしれませんが、比べれば美しさと、それに伴う機能が断然違うことにお気づき頂けます。

弊社TOZOではこれをすべて図面化して管理しております。

TOZO 永井敏


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足場解体の嬉しさとドキドキ感

建物の設計・施工における一連の流れの中で、様々なイベントがありますが、設計監理者、施工管理者ともども、足場解体(足場払い)ほど嬉しさとドキドキ感がある一日はありません。

ゼネコン在籍時代・・・

設計部に在籍していたときは、図面通り正確かはもちろんのこと、その建物全体の色調、形状バランス、質感、法的チェック等などに目が行きます。

工事部に在籍していたときは、傷はないか?精度はどうか?というところに重きが置かれます。(足場解体工事は高所作業ですので、その安全管理と手順の確認は当然のことですが。)

両方の立場で共通なのは、足場解体前のチェック。これこそが一番なのは言うまでもございません。

タイル貼りとなるテラスのコンクリート土間はこの後となります。

何回経験しても、足場解体はドキドキしますが、達成感はひとしおです。

( 現在では、外構工事に着手しており、3月末完工となります。 )

TOZO 永井敏


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K様邸 外装リニューアル工事

本日ご下命頂きました、外装リニューアル工事。

着手を急がれたいとのこと。

新型コロナウイルスの蔓延で、様々な建築資材の納期に影響が出ている中、お施主様にご迷惑をかけぬよう、あらかじめ資材調達計画を立てておいてよかった!と、スタッフ一同の声。

しかし油断は禁物。世界規模の蔓延となれば、更に先手、先手が必須となることは間違いないことでしょう。

これは建築業界のみならず、全ての業界に大なり小なり影響が出ています。

例えば、衛生陶器は納入されても、トイレの紙巻き器は「納期未定」なんてことは、こんにちでは当たり前なのですから。

国内だけではなく、世界の情勢を見極め、資材の調達に努める計画と確認。

これこそがお客様本位の務めであると、全員で気を引き締め合った土曜日の午後でした。

代表取締役社長 永井文雄


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