以前、書き込みさせて頂いた、E様邸Ⅰ・Ⅱ期 倉庫/住宅棟 新築工事 その続きとなりますが、少々お時間が経ったため、改めてその1とさせて頂きました。
その1 設計・施工概要 となります。
今回は、簡潔に概要としてご紹介させて頂きます。(現在9月15日の御引き渡しに向け、現場を勧めております。)
その1として、概要をUPさせて頂きましたが、詳細な設計・施工内容などは、今後書かせて頂きたいと存じます。
次回は、S様邸 別棟倉庫 改修工事 その3 のUPとなります。
TOZO 永井敏
以前、書き込みさせて頂いた、E様邸Ⅰ・Ⅱ期 倉庫/住宅棟 新築工事 その続きとなりますが、少々お時間が経ったため、改めてその1とさせて頂きました。
その1 設計・施工概要 となります。
今回は、簡潔に概要としてご紹介させて頂きます。(現在9月15日の御引き渡しに向け、現場を勧めております。)
その1として、概要をUPさせて頂きましたが、詳細な設計・施工内容などは、今後書かせて頂きたいと存じます。
次回は、S様邸 別棟倉庫 改修工事 その3 のUPとなります。
TOZO 永井敏
2022年2月4日に、「コロナ禍でも、世界はひとつになれないのか?」のタイトルで書き込みをさせて頂きました。
書き込んだ時はまだ、「Z」の文字を乱暴にマーキングした戦車が、ウクライナを取り囲んでいる状況でした。演習と称して。
今になっても、「ああやっぱり侵攻・・・。しかも終わりは見えない。」
このことから、ずっと続きは書けずにいました。
想えば人は、目的のためにどこまで純粋でいられれるのか?
すべてことには目的があって、目指す地点・ゴールがあって、そこへ向かうはずであり、目的なしでは、その過程の選択さえできなくなってしまいます。
すべての人が、目的の選択に、その目的の過程の選択を、平和のために使うべきだと思います。
仕事でも、恋愛でも、友情でも、人間関係でも・・・すべてです。
許されざる例外として、戦争があります。
ですがこれは、戦争をおこすより、侵攻を始める前より、終わらすこと、または始めないこと、これを前提で考えねばならないと結べます。毎日の報道で愚かな映像が映し出されています。始めてからではもう遅いのですから。
『目的のための選択』
これは、平和のため、人様のため、相手に喜ばれるためにのみ、許される選択なのです。なぜなら、あえて戻りますが、目的は、平和のためであり、人様のためであり、相手に喜ばれるための目的なのです。
曲は、逆に戦火に身を投じる人間の歌です。
それでもこの曲の歌詞は、『目的のための選択』が人間らしく歌われています。単なる勇ましい軍歌ではないのです。いわば悲壮感でいっぱいなのです。もっと申し上げれば、戦争へのアンチテーゼ。
❝応答セヨ、応答セヨ、輝ける未来ヨ❞
これは歌詞のなかで、自身の目的が不本意なのだとすぐに分かります。(早く終わらせてしまいたいという苦悩が、本音として聞こえてきます。)
ここでの『目的のための選択』は、「憎しみではなく、創造的であり、自分以外の誰かのために、その誰かの笑顔を見るために。」、歌われているとしか思えないのです。
人は、未来の希望無しでは生きて行けないと思います。
私は、3年先のビジョンが見えれば、気張って生きて行けます。
極論を申し上げれば、
明日一日の予定が見えるなら、そしてそれが約束されるなら、十分に生き、その日の終わりに、静かに眠りにつくことが出来ます。
❝応答セヨ、応答セヨ、輝ける未来ヨ❞
それが必ず約束されるなら、明日一日だけだとしても。
TOZO 永井敏
建物の改修工事において、スケルトン(柱・梁・床等の構造躯体)と、インフィル(建物の内装・設備等)の改修を行う場合と、外装・開口部(クラディング)の改修のみを行う場合との二つがあります。
お施主様は、前者をご希望されました。
更には、いにしえの技術をもって、堅牢に造られた既存倉庫のスケルトン(柱・梁・床等の構造躯体)を生かし、それを現行法規基準に準拠、或は近づけ、そのうえでインフィル(建物の内装・設備等)の改修も、合わせて行うことをご希望されました。
インフィル(建物の内装・設備等)の施工については後ほど触れますが、まずは構造について。
1:土台ジャッキアップによる、水平精度の確保。
2:内部立ち上がり基礎と土台の新設付加による補強。
3:壁量の再計算と耐力壁の適正配置と金物による補強、及び偏心率の適正化。
4:水平力確保のための2階床剛性の確保。
他にもアンカーボルトの補強等がございますが、メインとなるのは上記の4つとなります。前置きが長くなりましたが、以下について述べたいと存じます。
【その2 構造設計・施工 庇の設計・施工】
キャンチレバー(跳ね出し(はねだし))での、庇の出のご要望は1.5m。
懸念されることはまず第一に、大屋根からの落雪が衝撃荷重となること。
『机上での計算と、それによる施工精度と施工手順に誤りは許されない。』がまず頭に浮かびます。
・垂木は2段掛け。
・前述の衝撃荷重を、既存の丸太梁に負担させたうえで、柱に伝達する。
『これで行こう。更にこれを意匠的デザインとして、ご提案しよう。』と。
お施主様お持ちのイメージキーワードは『和モダン』。そして縦張り外壁のカラー切り替えイメージは、お施主様のなかで既に完成されていました。
室内側の方杖は以下のようになる訳です。
鈑金屋さんも、大工さんの気合いに負けまいと、入念な止水処理と細やかな水切り・見切り等の施工と共に、デザインに重きを置いた口うるさい設計者(私 永井敏ですが。(^_-)-☆)のオーダーに応えてくれました。
庇下の構造躯体の機能美と、その集合体が間接照明の役割を果たし、建物前面空間を優しく照らしています。
続きは、❝その3❞にて。
TOZO 永井敏
倉庫、或は倉庫棟(別棟倉庫)というと、狭義の解釈では『有形の物品を保存・収納するための建造物』、ということになります。
ですが、住宅に付随する倉庫となれば、広義の解釈として趣味の空間ということも、当然当てはまります。
なぜなら倉庫は、収納するものを『整理し、仕分けし、並べ、眺める。』、という趣味の空間にまで昇華させられるものと考えるからです。
コレクターにとっては、しまうこと、収納すること、それ自体が楽しいこととなるのですから。
今回はまず『その1』ということで、外装の着手前から完了についての、概要としてお話しさせて頂きます。
倉庫となれば、収納前に仮置きをする等の手順が、当然発生致します。(これは荷捌き作業ではなく、あくまでも事前の準備ということになりますので、庇下は屋外的用途ということに該当します。)
そこで庇の出の長さが重要になってきます。なぜなら物品を雨で濡らすことなく収納することが必要となるからです。
出を大きくすることは、当然お施主様よりのご要望事項に、上位として挙げられる部分となります。
増築(床面積増)とならぬよう、既存の庇の面積と変更無しとするため、必要な部分のみの出を大きくするという設計とさせて頂きました。
この庇が、建物前面の空間を広げることになるのです。
如何でしょう?
庇下からのアッパーライトによる間接照明が、建物前の空間をも包絡し取り込み、建物の一部としての広がりに一役買っていますね。
引き続き❝その2❞をご覧頂きたいと存じます。
ではまた。
TOZO 永井敏
2022年の始まりから、半分以上が過ぎました。
弊社ご縁の大勢の皆々様(お施主様、公共工事に関わる皆様、各協力業者様方々より、数々のお仕事、また、係る工事の協力業者様)におかれましては、TOZOを可愛がって頂き、言葉では表現できないほどの感謝の気持ちでいっぱいでございます。
おかげさまで今日まで、ブログの更新が出来ないほどの忙しさでございました。
しかしそれは、どんなに忙しくとも社員総出を以て、『高品質な建物を創り上げること。』この言葉に尽きます。(ブログくらい書けるだろう、というお声が聞こえてきそうですが、どうかご容赦を。)
有難い忙しさも、その有難い忙しさに日々感謝させて頂いておる中で、私自身の頭の整理作業の一環として、ブログへの書き込みを再開させて頂きたいと感じた次第です。
とりあえず、スナップショットを揚げさせて頂きましたが、今後それぞれの現場別、部位ごとにテーマを決め、UPさせて頂きたいと存じます。
まずは各職方の細やかな手仕事・姿勢の一部をご覧頂き、続いてTOZOの魅力を深くお分り頂けるよう、設計・デザインについても施工写真と組み合わせながら、詳細に書き込みさせて頂きたいと考えております。
よいお盆休み、夏季休暇をお過ごしくださいませ。
TOZO 専務取締役・管理建築士 永井敏
実は私、子供のころから人に見えないものが見えます。
なにかって?
そう、霊が見えます。
生活していると、生きている方と、霊の区別がつかず、本当に困ります。
そんなとき、おばあちゃんが教えてくれました。
「霊は魂で、実体が無いから触れない。だから触ってみるといいよ。」
そのとき分かりました。
「あ、おばあちゃん・・・霊なんだって。」
「ウソ」
そう、全部ウソです。ごめんなさい。(>_<)
ゲゲゲの鬼太郎 のかわうそは、寂しくて嘘ついたり、人をだましたりしてましたね。でも、今は妖怪横丁の仲間です。よかったね、かわうそくん。
TOZO 永井敏
日曜日の夜って、なんだか物悲しく感じませんか?
幼い頃から、ずっとそう思って来ました。
でも・・・
今日は、今日中に解決できないことが山積みで、逆に明日の段取りに追われています。
今日は、まあいいか。
なぜって?
答えは藪の中。いや風の中にありそうですから。
TOZO 永井敏
立春ですね。今日から春です。コロナ禍での3度目の春になりますか・・・。
そんな中でも人は戦争をしたいらしい。
ロシアがウクライナ侵攻を企てていると言われてから、かなりの時間が経ちました。思い返せば昨年秋、米軍とウクライナ軍が共同軍事演習を行った頃から、何やらキナ臭かったですね。
『ウクライナ』幾度となく戦火にのみ込まれた悲しい国。(凍らない港がありますからね。どの国もみんな自国に組み入れたいことでしょう。)
それがいま、ロシア軍に取り囲まれています。
でも、ウクライナもヨーロッパで見れば3番目に大きな軍隊を持つ国です。気の毒だとばかりは言えません。
皆さんはこれをどう見ますか?
そうです。結局、みんな戦争がしたいのしたいのです。
パンデミックに何も学ばなかったのか?
愚かなことです・・・。
悲しみから、昨日の文章を書きました。
❝天に届く人(死体)の山に、こだまする憎しみさえ❞
❝❝かき消す爆発音❞❞
死ぬ気で・・・、誰も死なないことを祈りましょう。
TOZO 永井敏
コロナ?蔓延防止法?
なかなか見えない突破口。
でもね・・・。
人間、死ぬ気になれば、何でもできるはず。
風向きが変わる予感。
根拠?
明日は立春だから。
TOZO 永井敏
*戦争はキライですが、悲愴な歌詞の中にも、今の私の心に響くものがありましたもので、どうかご容赦下さいませ。
アラン・パーソンズ・プロジェクトの曲です。高一のときにハマりました。
アラン・パーソンズとエリック・ウールフソンのユニットです。
スタジオだけで活動するユニットですから、自分では歌わないし、アルバムも全体の統一感より、「その一曲だけがそれぞれ完成されていればいい。」そう考えて作られているように感じます。シンガーも曲によって違います。
そんな彼らですが、ビートルズやピンク・フロイドから、絶大な信頼を受けていたスタジオミュージシャンですから、アレンジは最高なのです。
その中でも、私は「Prime Time」という曲が、特にお気に入りでした。
❝どんなに長い夜だって明けないことはない。でもとても沢山の希望や夢が、日の目を見る前に消えてしまう。そして僕がたてる計画は、少しもうまくいかない・・・。❞
Something in the air.
❝でも、いま何かを感じる・・・。もしかして僕の人生で一度きりの何か。それが僕のまわりの空気に漂うのを感じる。僕を振り向かせ、進むべき道へと導く何かを感じる。❞
❝Prime Time 最高のとき。星々が告げているのを感じる。❞
❝今夜、僕の番がやってきたんだ。今夜、最高のときが、とうとう僕にやってきたんだ。❞
この曲がふと頭に浮かんだ今夜。なんだかとてもよい予感がします。
TOZO 永井敏