今日、8月15日は終戦記念日ですね。
正午の黙とうと同時に、「ローマ人の物語」という本の一節が、頭に浮かびました。
ローマ人は、政治の失策を修復するのに、軍事でごり押ししてその結果を泥沼化するよりも、政治的なやり方で修復するほうを選んだのである。
とあります。そしてその後に・・・
闘う大義名文は失われても、闘ううちに芽生えた憎悪は残る。憎悪さえあれば、そしてそれに火を点ける指揮官さえいれば、戦争は続くものなのだ。
と述べられています。
恐ろしいことに、戦争を終わらせない方法は、それこそ幾らでもあるのです。
だから、「戦争は、始めるより、終わらせる方が難しい。」となるのです。
だから、だから、戦争を始めてはならない。憎しみは憎しみしか生まない。もっと言えば、世代を超えた憎しみはもっと厄介であり、増幅された火種にしかならないのです。
ではどうすればいいか。
「許し合える心。」そだけがあればいいと思います。回りくどいようですが、平和は足元にあるのです。私はそう信じます。

いままさに光のほうへ歩み出そうとする二人。
従軍写真家のユージン・スミスの有名な写真「楽園への歩み」です。
太平洋戦争に従軍し、沖縄で重傷を負った写真家が、
絶望の縁で撮影したささやかな幸福の情景です。
コロナ禍中の全世界。
今ここで世界中の人々が考えを変えなければ、人類は本当に破滅に向かうかもしれません。
今日はそんなことも、ぜひ考えてみましょう。
TOZO 永井敏