笑えない話し

世の中、様々な職業があり、そこにはその数だけ悩みがあり、中にはとても笑えない話しもあります。

日経アーキテクチュアが設計事務所の主宰者を対象に実施した独自調査で、発注者や施工者との間にはトラブル以外にも問題があることが分かった。度重なる「設計変更」など、発注者の身勝手を嘆く主宰者はあまりにも多い。とあります。

注:「日経アーキテクチュア」は、一級建築士をはじめ建設会社や行政など、建築界に携わる方々に、意匠・構造・施工などの専門領域だけではなく、建築界を取り巻く社会・経済動向から経営実務までの情報をお届けする建築の総合情報誌です。 写真や図表を豊富に使い、月2回の発行でタイムリーに最新動向を発信している書籍です。

うちのお客様にそのような方はいらっしゃいませんが、建築士としての立場から、計画そのものにリスクがある場合は当然事前説明をさせて頂き、加えてそれを選択するメリット・デメリットについてのお話しは必ずさせて頂いております。

設計の作業は積み上げの加算作業です。そしてそこには常に、右に進むのか?左へと進むのか?の確認を行い、判断材料を提示したうえでの最終決定は、お施主様のご決断ということになります。

もちろん、法規や構造的安全性などの、危険・法律上許されない部分に関しては、これとは別の次元でお話し申し上げております。

前文の日経アーキテクチュアの調査による発注者様とはいったいどのようなお方なのか?

それほど看過できない問題があるのか?

まあ、あるのでしょうね、この世の中。

弊社においてはこのようなこと「なくてよかった。」と、この土地柄、お人柄の良さに感謝です。

あったとすれば、とても恐ろしい「笑えない話し。」ですからね。

TOZO 永井敏


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株式会社 藤蔵ホーム(燕市・木造新築住宅・工務店)

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