工務店/設計事務所という職業は、とにかく人とのつながりが大切な職業です。
お施主様に始まり、行政の方、職工の方、近隣の方、同業者の方。どのお方も大切な方々であり、この人間関係なしでは、建物は完成致しません。
我々の職種では、品質・コスト・安全・工期、これらの管理(監理)をバランスよく行うことが最も大切と考えるなかで、やすやすとは決めつけたくはないですが、人間ですから善人もいらっしゃれば、そうでない人もいらっしゃることに気がつきます。
そこで善人と悪人(良心に欠ける人)の違いを調べてみました。
出典:菜根譚ー講談社学術出版によりますと・・・。
善人というのは、日常の起居動作が安らかで、よく整っている。 それに対し、悪人というのは、そのなすことすべてが、ねじけて考えと道理に反している。 とあります。
仕事はどんなことでも大変ですが、その中でも安らぎや、達成感を求めたいと思うのが人情です。
心の安らぎの観点からお話すれば、こうあります・・・。
善人は心が安らいでいるので、すべてにおいて穏やかで、和らいでいるのに対し、 悪人は、思い通りならないことへの苛立ちに支配されていて、かわいそうなことに、常に心に葛藤があります。 そうしますといつも敵の中にいるような心持ちであり、 いつも心が緊張し、声までも荒々しくなります。 とあります。
「ご縁」。こればかりは自分ではどうにもなりませんが、願わくば善人とお仕事をしたいと思うのは、誰もが思うことです。
おかげさまで、弊社TOZOにおきましては、めぐり合うすべての方が善人でいらっしゃいます。これは本当に、いくら感謝してもしきれない、とてもありがたいことでございます。
TOZO 永井敏