年を取っても、知能や記憶力は低下しない。

例えば50歳を過ぎて、新しい何かを始めようとするとします。これは無理でしょうか?否、無理ではないのです。

「年を取ったら、記憶力や判断力が低下してしまうだろうから、新しいことを勉強・学習するのは難しいのではないか?」、という心配をされる方もいらっしゃるかも知れません。しかし、この認識にはいくつかの誤解があります。

エビングハウスの忘却曲線というものがあります。これはドイツの心理学者エビングハウスが、無意味な言葉の丸暗記から見出した「忘却は覚えた直後に進む。」という法則で、これをグラフにしたものが前述の忘却曲線です。これをみると、以下の2つの誤解を打ち消さねばなりません。(こちらの詳細はネットをご覧ください。)

1)「年を取るほど知能が下がる。」、 2)「年を取るほど記憶力が低下する。」、この二つです。この忘却曲線をご覧いただくと、この2つは大きな誤解だということがお分り頂けます。

それでも、そこからは克服すべき、或は努力する事柄も見えてきます。

それは「根気」です。

「根気?なんだ精神論か!」、と思われるかもしれません。しかし一般的に、意欲が低下しがちになるのは50代半ばあたりからだと言われています。具体的な方法としては、明確な目標を設定して、それをそのまま達成する上での動機づけにしていまうのです。

言うは易し、と思われるかもしれませんが。私は努めてこれを実践しています。(でも、やっぱりメモをとる。これが一番ですね。(汗))

曲は、Green Day の ”Wake Me Up When September Ends” です。

失ってしまった大切な人を、いつまでも思い続けるという内容の曲です。

歌詞の中に、 As my memory rests とあります。これは直訳すると「記憶が休む。」で、「記憶が薄れる。」となります。

また一方で、 Never forgets what I lost とあります。「忘れることは出来ない。」と。(失ったことは、忘れない。となります。)

記憶、それは脳ではなく、心の問題なのでは?と思う一日でした。

TOZO 永井敏 


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