和室と言えば、当然木は白木の無節。建具内側には障子戸がつきものです。
この障子の桟については、強度が許すと同時に、和風の古典的な形状から逸脱しない限り、ほぼ自由にデザイン可能です。(雪見障子などの上下に可動させる場合は、よくよく強度確認が必要ですが。)
上:雪見障子
下:腰窓障子
デザインのポイントは、当然外側から見える訳ですから、アルミサッシュの枠や桟とかぶったとき、どう見えるかを合わせてチェックしておくことです。
写真は画質が悪く、申し訳ございませんが、雰囲気はつかんで頂けると思います。
下の障子のデザインは、玄関の引き戸の桟の形状とリンクしています。ここまで書いて気がつきましたが、やはり統一性は必要不可欠ですね。(ほぼ自由と書いておいてすみません。)
それでも障子のデザインの楽しみは、建物のパーツのなかでもかなり上位を、私のなかでは占めています。
TOZO S