備えあれば憂いなし。

何事も「備えよ!」ですね。

ここで相応しいかはともかく、八甲田雪中行軍遭難事件にふれたいと思います。

旧日本陸軍は1894年(明治27年)の日清戦争で、冬季寒冷地での苦戦を強いられた経験を踏まえ、さらなる厳寒地での戦いとなる、対ロシア戦に向けた準備をしていました。雪中行軍訓練の必要性から、旧日本陸軍が立案した場所が八甲田でした。

ここで選抜された二つの連隊、弘前第31連隊と青森第5連隊の明暗が分かれます。

詳細は書きませんが、それぞれの連隊には大きな「備え」に対しての違いがありました。大きいところでは、弘前第31連隊は「案内人」を立てたことです。実戦で案内人を雇うことは可能なのか?という疑問は残りますが、連隊長の全員帰還の目標のためのいわば「備え」ということになります。

逆に青森第5連隊は、残念ながら多数の犠牲を払う結果となってしまいました。

この事件は映画化されていますが、弘前第31連隊の隊長である雪中行軍隊 徳島大尉を高倉健が演じています。(これは完全な史実ではなく、一部フィクションもあります。モデルは福島泰蔵中隊長)

1:30秒あたりですが、「案内人の生家が戸来(へらい)の鹿田なので、案内はここまでとする。」と高倉健が隊員全員に伝えます。

そこで案内人に対し、敬礼するシーンが印象的です。(小説には無いシーンです。健さんの脚本提案かな?)

「備えよ!」の話からそれますが、この悲惨な映画でいえば、唯一人間愛が表現されているヵ所といえます。

ここから考えると、「備えよ!」は自分のためだけではなく、他人を思いやる気持ちからくるのでは?と思えてきます。

TOZO 永井敏


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