自然の造形美

もうまもなく6月です。野山も新緑の季節となりました。

設計チームの一人に、渓流釣りを趣味としているものがおります。

彼曰く、これも仕事だそうで・・・(完全に趣味でしょう。)

どこが?なぜ?と聞くと、写真を見せながら、

「美しい形は構造的に安定している。構造は自然から学ばなければならない。」

と一言。

よく見ると苔むした川石。これは増水などない、古来から緩やかな流れが続く、安定した風景なんだなと思います。こじつけでも、なんだか嬉しい気持ちになりました。

あるお気に入りの渓流だそうです。
尺イワナ(もちろんリリース。食べるときもありますが・・・、大物こそリリースだそうです。)


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株式会社 藤蔵ホーム(燕市・木造新築住宅・工務店)

外装改修工事 カバーリング工法のメリットとデメリット

外装の改修におきまして、既存外壁をの残したまま新規外壁を張る「カバーリング工法」と、既存外壁を撤去したうえで新たな外装材を張る「張替工法」があるのは、皆さまご存知だと思います。

・カバーリングのメリットは外壁撤去や外壁の処分費用が発生致しませんので、費用を抑えることができます。その他にも、外壁材が2重になることにより空気層が2層となり、断熱性能が向上するとも言えます。工期も張り替えに比べると短くなります。

・但しデメリットもございます。既存外壁下地の不具合に気づかず施工される可能性があります。また外壁が2重になるため、ライブロードが大きくなり、揺れに対する負荷が大きくなります。

*弊社におきましては、最も劣化の激しい部分を重点的に調査し、お施主様に丁寧にご説明差し上げたうえで、ご提案をさせて頂いております。張替工法を選択された場合におきましては、新しい下地を計画的に取り付け、空気層をしっかりと確保し建物の中身から健康なお住まいに戻す、よみがえらせる(一時的な延命ではなく、本来の機能をよみがえらせると考えております。)施工方法を行わせて頂いております。

*当然、カバーリングが相応しい場合もございます。こちらにつきましても、サッシュ廻りの納まりなど、しっかりと打合せの上、進めさせて頂いております。

*また、弊社における外装改修工事は、屋根・サッシュ・鼻隠・破風板といった、外壁と一体となって機能し、健康な建物として必要になる部位につきましても、総合的に改修させて頂いております。何なりとご相談いただければ、幸いでございます。

長くなりましたが、今回はこの辺で失礼致します。

改修前(張替工法)

 

改修後(張替工法)


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建物の古典的寸法(黄金比)

建築の美しさを決める中で最も重要と言われている要素が「比率」です。

ここでいう「比率」とは、ものを形づくる上での調和、またはバランスのとれた縦・横の割合と考えられています。ちなみに、黄金長方形は縦横の比率が1:1.6の長方形と言いきってもよいくらいです。 この1:1.6が長方形を美しく見せる黄金比です。

ですが・・・お施主様のご要望と、要求される必要な機能、日本の気候風土に相応しく長持ちすること、その他諸々。これらをすべてバランスよく備えてこそ、最も美しい機能美だと言えるのではないでしょうか。

立面検討図

 


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M様邸新築工事 進捗状況

外部足場払いも終わり、いよいよ外観が見えて参りました。

お施主様と数回にわたる打ち合わせ、協力業者様とのデザインレビューを繰り返しました結果、お施主様にご満足頂けるデザインと機能が、カタチになったと自負致しております。

正面のアクセントには金属サイディングと木製羽目板の異種部材を用い、それら取り合いにつきましても、入念な検討と施工管理を行っております。

TOZOのデザインコンセプトは、古典的な寸法バランスを大切にしつつも、現代的なデザインであることに重きを置いています。大切なのは「バランス!」。

次回はこの、バランスについてお話しさせて頂きます。

足場払い完了

 


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TOZOブログを開設致しました。

こんにちは。TOZO設計チームのSatosiと申します。

これから我々TOZOの共通のテーマである、「ものづくりの楽しさ」を原点とした「永く住み継げる家づくり」を主題としつつ、あるいはテーマから大きく外れながら・・・、いろいろなこと、日々感じたことを書き込んでいきたいと思います。

TOZO藤蔵材木店の魅力を、多くの方々に知って頂けたら幸いです。

主寝室にある作り付けパウダーカウンター


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