疲労 脳とパソコン

疲労には肉体的疲労と精神的疲労がありますが、肉体的疲労は休息や睡眠によって回復することが単純に可能です。ですが精神的疲労は休息・睡眠の他に、「同じことを繰り返し考えない。」、「考えすぎない。」など、自助努力もその意識をもって行わないと回復していかなと考えています。

現場の管理、作図、設計監理などは、一つのことに傾倒していまいがちになる作業の一つです。当然問題解決はチームで行うのですが、チーム内のミーティングにおいても、やはり自分なりの解決策や補正案をもって臨もうとするがあまり、考えすぎてしまいがちになります。

とまれ、ここで脳とパソコンの比較です。

①前頭葉-CPU   ②海馬-メモリ   ③側頭葉-ハードディクス という分類分けが相応しいでしょうか。(PCに詳しい方、ツッコまないでください。スミマセン。)

①CPUは集積回路ですから、脳のシナプスの伝達が疲労で遅くなれば、アイデアも浮かばなくなります。

②memoryは記憶装置ですから、これも脳の疲労により忘れものが増えます。(メモを取れ!って話ですが、ちょっとしたことはやはり覚えていないとですよね。)

③hard diskは側頭葉というところでしょうか。言語、聴覚といった入って来る情報を瞬時により分ける働きを司ると考えれば、これかなと思います。

ここまで比較すると、CADによる作図、工程表作成、御見積、御契約書、工事写真・・・これらを一斉に一つのパソコンで立ち上げながら仕事をすれば、処理能力は当然低下します。

そこで思いました。そうだ、全然違うことも考えよう。「花をみてきれいだと感じよう。」、「好きな音楽を聴こう。」、「好きな絵をみて癒されよう。」。

なかなか気分転換や気持ちの切り替えができない自分がいけないのですが、そんなことを考えた今日一日でした。(楽しんで仕事せよ!って社長は言うんですが、楽しめないときもあるんですよ。わかってください。(>_<))

葉に生きる力がみなぎって、水滴をはじき、玉のようにきれいです。

もっと好きなもの、きれいなものを感じ取りながら、仕事をしていこう。そしたら、いい仕事ができると思います。

TOZO S


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株式会社 藤蔵ホーム(燕市・木造新築住宅・工務店)

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