2024年1月4日 謹んで新年のお慶びを申し上げます。 旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
本来であれば例年元旦に新年のご挨拶として、皆様へのご挨拶文を書かせて頂いております。しかし今年は予想だにしないことが立て続けに起こりました。
そして1月も既に4日と、時間だけ過ぎてしまいました。
『謹んで新年のお慶びを申し上げます。』とは、なかなか綴れない年の初め。
まずは謹んでこの度の震災に際し、心よりお見舞い申し上げます。また一日も早い復旧をお祈り致しております。
また我々の新潟県でございますが、震度6弱 M7.6という大きな横揺れ。身近にも被災というかたちにより、至急協力頂きたい旨のご連絡が入り、各方面へ動き回る1日から3日でございました。
誤解を怖れず狭義の解釈で申し上げれば、あくまで身近に限りますが、お怪我をされた方が一人もいらっしゃらなかったこと。これが唯一救いであったと感じております。
さてここからがご挨拶となりますが、今年は辰年ですね。
辰とは竜(龍)のことですが、十二支では唯一空想上の生き物です。十二支は大陸からの文化ですから、その時代の人々からは実在する生き物と同等か、それ以上の存在だったといえるかもしれません。私の竜(龍)のイメージとしても、「力強い」「勇ましい」、あるいは「神秘的なパワー」を思い浮かべます。
しかし竜(龍)の故事ですぐに思い浮かべるのは、「竜頭蛇尾」、「画竜点睛を欠く」でしょうか?
これは前述の震災に繋がります。
・初めは勢いがあるが、終わりがふるわないことのたとえの「竜頭蛇尾」。
・最後の肝心の部分が抜けているために、不完全な状態となってしまうことのたとえの「画竜点睛を欠く」。
これらを鑑みれば、新年早々の震災からの用心の感覚感性を忘れず、その締めくくりは、描いた竜(龍)の目を最後にしてしまい、天に戻って行ってしまった。などとならない為にも、『努努油断召されるな。』の教訓のもと、社員一丸となって油断なく業務にあたること、またその舵取りについても私自信油断しない。となります。そしてそこに『神秘的なパワー』を与えて頂き、前進・飛躍としたいと考えております。
本年も変わらぬご交誼を賜りますよう、謹んでお願い申し上げます。
株式会社 藤蔵 代表取締役社長 永井文雄
株式会社 藤蔵 専務取締役兼管理建築士 永井敏
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