言わずと知れた、司馬遼太郎の歴史小説。
組織作りの異才をもって幕末最強の武装集団を作り上げた、新選組副長・土方歳三の生涯を描いています。
この春に映画化され、5月に公開される予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で公開延期となっています。
小説は何度読んだ憶えてないくらい好きですから、映画化を耳にしたとき、まず「大丈夫か?」と思いましたね。
小説を台無しにしないかと・・・。
私の好きな土方のセリフは、映画の脚本にあるのでしょうか・・・。
「やってみれァ、わかる。これだけは、口ではわからねえ。とにかく、斬られねえようにするより、斬る、ってことだ。一にも先、二にも先、三にも先をとる。」
「おれはどこか、片○な人間のようだ。この歳三は、おそらく生涯、恋など持てぬ男だろう。人並なことは、考えぬことさ。」
この二つは、ぜひ脚本にそのままあって欲しいものです。
TOZO 永井敏