諸行無常は、仏教用語で、この世の現実存在はすべて、すがたも本質も常に流動変化するものであり、一瞬といえども存在は同一性を保持することができないことをいう。「諸行」とは因縁によって起こるこの世の現象を指し、「無常」とは一切は常に変化し、不変のものはないという意味。
と、ウィキペディアに書かれています。
私たちの生業である建設業も、いたるところにこの法則、事象があると常に感じています。
建物の経年劣化、それに伴う改修。 古い工法から最新鋭の工法。 使われなくなった建材、それに代わる耐久性のある建材。 使われなくなった工具、最新鋭の工具・・・。
人でいえば、親方から弟子に。 上司から部下に。
それでも、変わらないものなど、不変なものなどないというこの現世で、人の心には何か一つでも変わらない大切なものはあると信じるのが、人というものではないでしょうか?
TOZO 永井敏