当該現場のクリティカルパスとなる、床モルタル下地付け(最終仕上げはホモジニアスビニル床タイルですが。)にバトンを渡すために、外部廻りの構造用合板張りを行っております。
店舗であるため、構造計算は必須であり、耐力壁となる部分の筋交い・構造用合板は、全ヵ所の監理確認はもちろんのこと、工事写真撮りも全ヵ所となります。
構造用合板は、建設省告示第千百号によって、別表第三の(四)に該当しますので、構造用合板(特類)にタイベックシート張りはもちろんのこと、N50釘、ピッチ15㎝となります。(見ての通り、窓他の開口部以外は、すべて筋交い入れとなります。)
サッシュは床モルタル下地付けの前に行い、外部のドアになる部分は、精度確保のためその後とすると同時に、仮設でシートにより雨養生を施し、全天候型の体制で左官仕事の精度を高めたいというのが、工程管理の意図ということです。
左官工事の次工程は、腰壁部分の現場発泡ウレタン吹きが待っています。
TOZO 永井敏