「士」のつく職業と、「師」のつく職業

まず士業ですが、仕業には8士業というものが存在します。

弁護士、弁理士、司法書士、行政書士、税理士、社会保険労務士、土地家屋調査士、海事代理士 いわゆる8士業ですね。ここには建築士は入りません。

よく耳にする士業合同相談会では、10士業という言葉が使われますが、ここでは弁護士、司法書士、土地家屋調査士、税理士、弁理士、公認会計士、一級建築士、不動産鑑定士、行政書士、社会保険労務士ですね。

ここで士と師の違いをネットで調べますと、

「師」=師匠、導く者。技術を修めた者

「士」=仕える者。技術を身に付けた者 と出ます。(私はおそれ多くもまだまだ未熟ものですが・・・)

そこで格段に偉い「師」のなかでも、その代表ともいえる「医師」。

師匠ですから偉いのです。口答えなど出来ません。

怒鳴りちらすお医者さまがいらっしゃいますが、その医師にとっては患者が弱者という概念が定着していますので、医者が眼前にいるだけで患者さんは萎縮してしまいます。患者さんは病気で意気消沈もしています。しかし、そのことを医者はあまり考えません。考えもせず、高圧的な態度に出ます。(すべてのお医者様がそうではなく、一部の方ですので誤解の無いよう。)

患者さんが医者に言いたいことが言えない関係は健全でしょうか?

不健全です。治るものも治りません。

医師が救う相手の言葉を聞けなくなったら、どうするべきか?

医師は医師をやめるべきですなのです。

私、建築士も同様に、作図ができなくなるまで老いてしまうより先に、お施主様のご要望に、まっすぐ耳を傾けられくなったときが、この職を辞するときと考えます。

私は生涯お施主様の側でありたいと思います。

TOZO 永井敏


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株式会社 藤蔵ホーム(燕市・木造新築住宅・工務店)

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