いわずと知れた手塚治虫先生のアニメです。先生が亡くなられてからも手塚プロダクション ・ツインエンジンらの手によってリメイクされたものです。原作のイメージを崩さず、現代版にアレンジされています。(2019年の1月からTV放映されているようですが、3月までの分は動画サイトで見ていました。)
百鬼丸とどろろの旅。
百鬼丸は実の父親により鬼神に奪われた、自分の躰11か所を、どろろと旅を続けながら、その鬼神を倒し取り戻していきます。ですが鬼神を倒し自らの躰を取り戻すためには手段は選ばず、自らも鬼神のような危険な考えを少しづつもっていきます。
その百鬼丸を人として留めているのがどろろなのです。なぜなら百鬼丸の行動が、どろろなしではいられないようになっていきます。この行為は百鬼丸が無意識のうちに人として生きることを望んでいるのだと思います。
これからどういう結末を迎えるかはわかりません。オリジナルとはかなり違ったものになると思いますが、二人の絆がこれからさらに深まることは間違いありません。そしてどういうラストになるのか?
アニメはあまり見ませんが、これにはハマりました。ご興味のある方は是非ご覧頂きたいと思います。
(どろろと百鬼丸の旅は、この物語の後に制作されたブラックジャックの、B・Jとピノコを彷彿とさせます。(どろろは実は女の子なんですね。))
TOZO S