H様邸の新築工事におきまして、杭地業工事も無事完了し、次工程の基礎工事に入りました。
弊社はベタ基礎を標準としておりますが、加えて外周部廻りの強固なベース配筋と、地覆(腰壁)の打設においては、土間コンクリートと一体打設とし、雨水の侵入を防ぐ構造としております。
また、写真にあるように、深く掘り下げられた部分と、土間部分の杭の高さの違いを付け、上部構造物のライブロードが、支持層に均一に伝達されるように設計しているのがお分り頂けると思います。
但し、設計はあくまで机上のことであり、設計を忠実に具現化すると同時に、時には現場の状況をふまえ、臨機応変に対応していく柔軟さも必要となります。
それはすべて職方の皆さんの持つ、経験・修練・勘所・かなめ、から成しえるものであり、我々は幸せにも、こういった気骨さ、積み重ねて得られる熟練の技、これらを合わせ持つ方々に支えらて、お仕事をさせて頂いております。本当にありがたいことでございます。
丁寧で精度の高い施工は、杭・基礎から最後の竣工清掃まで続きます。
TOZO社長