仕事のミス。許してもらいたい人。許せない人。

仕事で仲間にミスがあったとします。この時の気持ちは、ミスした側は許してもらいたい。ミスされた側は許せない。となります。

もの造りでは当然のことですが、補正・修正ということになります。

しかしそれだけでよいのか?補正・修正すればよいのか?違いますよね。

なぜミスをしたのだろう?事前にミスしない方法はなかったのか?と考えなくてはなりません。

例えば、工事の現場は命がけ、なんて言葉は通用しません。安全が第一なのですから。品質もしかりです。また、設計と現場の整合性にも当てはまります。

ミスした仲間を許せない気持ちは、ときに大きく増幅します。会社の信用にもかかわります。ですが、設計・施工に関していえば、それらをすべて解決する方法を考え、早々に先に進む必要があります。工期は限られているのですから。

ここからが本音です。

許すのは難しい。でも許さない自分の時間は、「怒り」、「絶望感」、「信頼の喪失」これだけになってしまいます。

時間のないなかでこれらを消化し、前に進むことのなんと難しいことか?

それでも前に進まなければなりません。トラブルのとき、心の整理を遅滞なく行い、解決策を見出し、そして同じミスを繰り返さない方策を考え、

舵を切る。

これを、もっともっと早く、会得したいと考えた、一日でした。

施工チーム


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株式会社 藤蔵ホーム(燕市・木造新築住宅・工務店)

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