外装の改修におきまして、既存外壁をの残したまま新規外壁を張る「カバーリング工法」と、既存外壁を撤去したうえで新たな外装材を張る「張替工法」があるのは、皆さまご存知だと思います。
・カバーリングのメリットは外壁撤去や外壁の処分費用が発生致しませんので、費用を抑えることができます。その他にも、外壁材が2重になることにより空気層が2層となり、断熱性能が向上するとも言えます。工期も張り替えに比べると短くなります。
・但しデメリットもございます。既存外壁下地の不具合に気づかず施工される可能性があります。また外壁が2重になるため、ライブロードが大きくなり、揺れに対する負荷が大きくなります。
*弊社におきましては、最も劣化の激しい部分を重点的に調査し、お施主様に丁寧にご説明差し上げたうえで、ご提案をさせて頂いております。張替工法を選択された場合におきましては、新しい下地を計画的に取り付け、空気層をしっかりと確保し建物の中身から健康なお住まいに戻す、よみがえらせる(一時的な延命ではなく、本来の機能をよみがえらせると考えております。)施工方法を行わせて頂いております。
*当然、カバーリングが相応しい場合もございます。こちらにつきましても、サッシュ廻りの納まりなど、しっかりと打合せの上、進めさせて頂いております。
*また、弊社における外装改修工事は、屋根・サッシュ・鼻隠・破風板といった、外壁と一体となって機能し、健康な建物として必要になる部位につきましても、総合的に改修させて頂いております。何なりとご相談いただければ、幸いでございます。
長くなりましたが、今回はこの辺で失礼致します。