真夏に百人一首

本日、お客様との会話の中で、百人一首の話題が出ました。お客様は百人一首がご趣味の一つであるとのこと。

「君が好きな句は何だい?」と、完全に幾つか好きな句があるだろう、というおっしゃり方でした。

少し考えお答えしました。(好きというより、知っている句を詠んだだけですが。)

秋の田の仮庵(かりほ)の庵(いほ)の苫(とま)をあらみ → わが衣手(ころもで)は露にぬれつつ

「他には?」と聞かれ、

君がため春の野に出でて若菜摘む → 我が衣手に雪は降りつつ 

答えれたのはこの二つだけでした。とっさに出た理由は、中学生のころわが衣手(ころもで)が共通であるため、覚えやすかったからです。

その後、会話の内容も変わり、ほっとすると同時に、打ち合わせも終わりました。もっといろいろと勉強せねば。と反省しきりの一日でした。

本当に好きな句は、あえて言えませんでした。

君がため 惜しからざりし 命さへ → ながくもがなと 思ひけるかな

TOZO S


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